水研ぎの解説
水研ぎとは、耐水用のサンドペーパーを使って、水をかけながら、研いだり磨くことです。
反対に、通常の水を使わないペーパーがけのことを「空研ぎ」といいます。
桶に水を張って母材をつけながら研ぐ方法と、
ホースなどので掛けながら流水を使って研ぐ方法があります。
水研ぎの目的
水研ぎをする目的は大きく2つです。
1、ヤスリの目詰まりを防ぐ
水研ぎをすると、研ぎカスが水分と一緒に流れ落ちるので、ヤスリの目詰まりを防げます。
塗料などを研ぐと細かい粒子が大量にでて、サンドペーパーがすぐ目詰まりします。
それを防ぐ目的が水研ぎにはあります
2、摩擦熱を防ぐ
プラスチックや塗料は熱で粘りが出るものがあります。そうするとペーパーに大きな抵抗となり研ぎにくくなります。水研ぎすることで、熱を抑えられます。プラモデルなどのプラスチックや樹脂製品などの摩擦熱が問題となる母材を研ぐ際に有効な方法です。
水研ぎができる母材
水分を吸って、膨張したり柔らかくなる木材のような素材には向きません。
金属、石材、プラスチックなどで使える方法です。